TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体損傷)




- 腕の小指側が押すと痛い
- 重いものを持った時に手首が痛む
- 手首を捻ると痛みが出る
- 小指側に手を傾けると痛い
- 物を持つときに手首が痛い
TFCC損傷ってなに?|浦安市SBC東京接骨院 浦安院

TFCC(三角線維軟骨複合体)とは手首の小指側に位置し、橈骨と尺骨を結ぶ靭帯や腱、軟骨、関節円板などの組織から成る構造のことをいいます。
手首のクッションとしての役割や、手首に回旋力が加わった際の力の伝達や分散、吸収を担っています。TFCCの中心部は関節円板と呼ばれる柔らかい軟骨様組織でできていますが、この部位は外傷に弱く、特に損傷が発生しやすい箇所になります。
TFCC損傷の発症原因
- 加齢による負傷: 加齢に伴い、関節円板に穿孔が生じやすくなります。
- 新鮮な外傷による負傷: 転倒や手首に回旋力がかかる外傷が原因となります。
- 慢性的なストレス: 手首への繰り返されるストレスやスポーツの際の負荷が原因となります。特にラケットスポーツや手首に大きな負担がかかるスポーツで多く見られます。
症状
- 手首の小指側に限局した痛み
- 手首を動かす際に痛みが誘発される
- 手首を小指側に傾けたり捻るような動作での痛みが顕著にでる
- 圧痛点がTFCCに一致
TFCC損傷の診断について|浦安市SBC東京接骨院 浦安院
TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷の診断には、レントゲンやエコーなどの画像検査や、疼痛誘発テストによる理学的所見が用いられます。
症状としては、手首の尺側(小指側)での安静時痛、運動時の痛み、前腕の回内外の可動域制限、そして遠位橈尺関節の不安定性が挙げられます。特に、ドアノブを回すような手関節を捻る動作時に痛みを感じることが一般的です。
徒手検査では、尺屈テストやTFCCストレステスト(ulnocarpal stress test)が主に使用され、これらのテストによって痛みが誘発されることがあります。尺屈テストでは手関節を他動的に尺屈させ、TFCCストレステストでは手関節を尺屈した状態で前腕を回外させます。
当院で行うTFCC損傷の治療法|浦安市SBC東京接骨院 浦安院
TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷の治療には、保存療法と手術療法の2つの選択肢がありますが、ほとんどの場合は保存療法が最初に選択されます。
◎TFCC損傷の保存療法
急性期においては、まず炎症を抑えることが最優先です。炎症は通常数日で収まることがありますが、手首や足首など日常的に使用する部位では炎症がなかなか治まらない場合もあります。炎症が起こると、痛みや腫れ、患部の熱感や赤み、痛みによる運動制限などの症状が見られます。これらの症状を抑えるためには、まず安静にしてアイシングを行います。アイシングは自宅でも行えますが、炎症が強い場合は特に注意が必要です。アイシングは氷水を使い、1回につき15~20分程度行います。連続してアイシングを行う場合は、40分以上の間隔を空けるようにしましょう。
また、浦安市富士見にありますSBC東京接骨院浦安院では、自己治癒力を促進し炎症を抑える効果が期待できる電気機器であるハイボルト療法やテーピングなどの固定補助を用いて、早期の改善を目指します。
◎ハイボルト
ハイボルト施術は、プロスポーツ選手も利用する最新の施術器で、そのメリットは次のようになります。
- 痛覚神経の抑制: ハイボルト施術は痛覚神経に作用し、痛みを抑える効果があります。これにより、怪我や炎症による痛みを和らげることができます。
- 炎症の迅速な緩和: ハイボルト施術は炎症を素早く引かせる効果があります。炎症が起こっている部位に対して施術を行うことで、炎症の軽減や解消を促進します。
- 検査のサポート: ハイボルト施術を行うことで、痛みの原因がどこにあるのかを検査することができます。施術を受けながら症状の詳細を把握し、より効果的な治療プランを立てることが可能です。
怪我の治療においては、微弱電流(マイクロカレント)を患部に流すことで、痛みや炎症の緩和を図ります。このような施術を通じて、早期の回復や症状の改善を目指します。

組織が損傷すると、細胞の生体電流に異常が生じます。この異常を修復しようと、微弱な電流である損傷電流が体内に流れます。ハイボルト療法では、このような微弱な電流を利用して損傷の修復や回復を促進します。この微弱電流は体感としてはほとんど感じられないほど弱いため、施術中に不快感を感じることはほとんどありません。しかし、体内ではしっかりと治療が行われています。そのため、電気の刺激が苦手な方でも安心して受けることができます。
◎テーピングによる補助
手首の動きを補助するために、テーピングなどの方法を活用します。テーピングには、「固定」と「補助」の2つの役割があります。テーピングを施すことで、筋肉の動きを補助し、手関節への負担を軽減させることができます。TFCC損傷の治療には時間がかかることがあります。日常生活での負担やスポーツなどの繰り返し動作によって治療に影響を及ぼすこともあります。特にスポーツなどで負荷がかかる場合には、フォームの改善を行いながら手首への負担を軽減し、ストレッチや手技療法を組み合わせたリハビリを行います。

TFCC損傷はスポーツでの発症が多いため、身体全体のバランスを整え、手首にかかる負担を最小限にすることが大切です。骨盤が歪むと肩や腕の使い方が悪くなり、手首に余計な負担がかかります。
当院では身体の歪みを改善し、手首の負担を軽減することでTFCC損傷の症状を改善することができます。
手首の痛みでお悩みの方や再発が心配な方は、是非、浦安市SBC東京接骨院浦安院にご相談ください。


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TFCC損傷に対する施術|浦安市SBC東京接骨院 浦安院
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丁寧なカウンセリングと検査
浦安にありますSBC東京接骨院浦安院ではカウンセリングと検査に力を入れて根本の原因を追及をしていきます。
まずはカウンセリングシートに記入していただき、その内容と検査結果をもとに痛みが発生している原因について説明させていただきます。 -
一人一人にあったオーダーメイドの施術
TFCC損傷は損傷部位に過度な負担がかかることで痛みが発生します。
カウンセリングと検査結果をもとに原因を探り出し、患者様それぞれに合ったオーダーメイドの施術をさせていただきます。
矯正と聞くと不安という方や、ボキボキやるのは嫌という方にも受けていただける優しい施術です。
TFCC損傷でお悩みの方は、浦安富士見にありますSBC東京接骨院浦安院にご相談ください。 -
アフターフォローとスポーツのパフォーマンス向上へ
浦安市SBC東京接骨院浦安院では経験豊富なスタッフにより症状の改善から健康な身体づくりまでサポートさせていただきます。
また、スポーツをしている方はインナーマッスルを強化することでパフォーマンス向上も望めます。
当院にある『楽トレ』というインナーマッスルを強化できる機械でスポーツのパフォーマンス向上も目指しましょう!
是非、浦安富士見にありますSBC東京接骨院浦安院にご相談ください。


お客様の声
手首の痛み 20代男性
手首の痛み 30代女性
執筆者の紹介

執筆者:柔道整復師
院長:太郎良 光
SBC東京接骨院浦安院院長の柔道整復師:太郎良 光です。
私は小学校は野球、中学高校はバスケットボールをしていて、何度も怪我を経験し、接骨院にお世話になり柔道整復師という職業を知り、今は自分の仕事として沢山の患者さんの治療をさせて頂いております。
資格を取ってからは、整形外科クリニックに就職し、そこで様々な外傷や慢性疾患の経験を積み、このたびSBC東京接骨院浦安院の院長として就任しました。
当院では姿勢改善を得意としております。 長年の痛みや姿勢の歪みが気になる方は、お気軽にお問い合わせ下さい。患者様一人一人に合わせたオーダーメイドの治療を提供させていただきます。
2010年3月 柔道整復師免許取得
2010年4月〜高洲整形外科勤務
2015年4月〜両国みどりクリニック主任
2018年8月〜高洲整形外科主任
2022年10月〜新小岩整形外科主任
2023年11月〜SBC東京接骨院浦安院 院長