胸郭出口症候群

首～肩にかけてチクチクした痛みがある
腕を上げたときに痺れや痛みが出てくる
ひどいときは頭痛やめまいがする
細かい作業が辛い
筋力・握力が落ちてきた気がする

胸郭出口症候群とは？｜浦安市SBC東京接骨院　浦安院

「胸郭出口症候群」とは、肩こりと思われる症状が進行し、肩から腕にかけての痺れが出たりするものです。この症候群では、肩甲骨や胸骨、第1肋骨などが形成する狭いスペースで、血管や神経が圧迫されることが主な原因となり、それによって肩や腕、手に痛みやしびれなどの症状が現れます。

この症状は、長時間の不適切な姿勢や肩や首の筋肉の緊張、骨格の異常などが原因となり、外傷や怪我がきっかけとなって発症することもあります。自覚症状が強い一方であまり聞きなれない病名からか他人からは理解されにくい傾向があります。

胸郭出口症候群は、特定の部位で腕神経叢や鎖骨下動脈が圧迫されることによって引き起こされる症候群です。これには、以下の3つの部位が関係しています。

斜角筋の間の部位による症状（斜角筋症候群）
鎖骨と第1肋骨の間の部位による症状（肋鎖症候群）
小胸筋の後方部位による症状（小胸筋症候群または過外転症候群）

これらの部位で神経や動脈が圧迫されると、次のような症状が現れます。

特定の動作や姿勢で腕や肩周辺に痺れや痛みが現れる。
腕や手にビリビリとした痛みが感じられる。
感覚麻痺や握力の低下が生じることがあります。
頭痛やめまいが起こることもあります。

これらの症状は、圧迫される部位によって異なる特徴を示しますが、共通して腕や手に関連する問題が見られます。胸郭出口症候群の適切な治療には、症状を引き起こす部位の特定と、それに基づく治療計画が必要です。早期の診断と治療が症状の管理に役立ちます。

◎胸郭出口症候群はどのような人がなりやすい？

胸郭出口症候群はなで肩の女性に多くみられます。他には筋肉を鍛えた男性にも発症する場合もあります。

発症には日常生活も大きく関わっています。長時間のデスクワーク作業をされる方、猫背で巻き肩が強い方もなりやすいです。

また、特定のリスク要因により発症の可能性があります。一般的なリスク要因には以下のようなものがあります。

姿勢の問題: 長時間同じ姿勢を維持したり、不適切な姿勢を続けることが、胸郭出口症候群のリスクを高める可能性があります。例えば、長時間のデスクワークやコンピューター作業、または運転中に特定の姿勢を維持することが考えられます。
怪我や外傷: 肩や首の怪我や外傷が胸郭出口症候群を引き起こすことがあります。交通事故、スポーツのけが、または他の外傷が原因となる場合があります。
筋肉の異常: 斜角筋や小胸筋などの周辺筋肉の異常や緊張、または肩甲骨周囲の筋肉の問題が、胸郭出口症候群を引き起こす可能性があります。
遺伝的要因: 一部の人々は遺伝的な要因により、胸郭出口症候群の発症リスクが高まる可能性があります。

これらの要因は胸郭出口症候群の発症に関連していますが、個々の症例によって異なる可能性があります。必要に応じて、医師や専門家に相談することが重要です。

胸郭出口症候群の原因と症状について｜浦安市SBC東京接骨院　浦安院

胸郭出口症候群は、腕神経叢や鎖骨下動脈が特定の部位で圧迫や絞めつけを受けることで引き起こされ、斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群の3つの部位によって異なる症状が現れます。これにより、腕を上げる動作や特定の姿勢で首から腕にかけての領域や肩甲骨周囲に痺れや痛みが現れ、前腕から親指にかけてのビリビリとした痛み、感覚麻痺や握力の低下、頭痛やめまいが生じます。これらの症状は圧迫される部位によって異なる性質を持っていますが、共通して腕や手に関連する問題が生じます。

当院で行う胸郭出口症候群の治療法｜浦安市SBC東京接骨院　浦安院

胸郭出口症候群の診断と治療について、以下のポイントをご紹介いたします。

検査の重要性: 肩こりや頚椎関連の症状と類似するため、初回来院時には症状の検査が行われます。ライトテストやアドソンテストなどの検査方法を通じて、神経や動脈に圧迫が生じるかどうかを評価し、症状の原因を特定します。
治療のアプローチ: 正しい姿勢の改善が治療の基本です。姿勢の調整によって神経や動脈の圧迫を軽減し、症状の改善を図ります。また、姿勢や運動の指導を通じて再発を予防します。
治療法の個別化: 患者の状態に合わせて、適切な治療法が選択されます。猫背の矯正や骨盤の調整、筋力トレーニングなどが含まれます。個別の治療計画が症状の改善に寄与します。
早期の対応: 症状が放置されると悪化する可能性があります。痛みやしびれがある場合は早めに専門家の診察を受けましょう。早期の治療が症状の管理に役立ちます。

胸郭出口症候群でお悩みの方は、適切な診断と治療を受けるために専門医を受診しましょう。適切なアプローチによって、症状の軽減や改善が期待できます。

胸郭出口症候群 Q&A（よくあるご質問）

Q1. 胸郭出口症候群とは何ですか？

A.
胸郭出口症候群とは、首から腕にかけて走る神経や血管が、鎖骨周辺の狭い通り道（胸郭出口）で圧迫され、肩や腕、手に痛みやしびれが現れる疾患です。
デスクワークが多い方や、なで肩・猫背の人、重い荷物を持つ習慣のある人に多く見られます。

Q2. どんな症状がありますか？

A.
胸郭出口症候群の主な症状は以下の通りです。

肩から腕、手にかけてのしびれやだるさ
握力の低下や手の冷え
肩や首の痛み、コリ感
長時間の作業で腕が重く感じる
手を挙げたときに症状が悪化する
ひどい場合は、物が持ちづらくなることも

症状は左右いずれかの腕に出ることが多く、姿勢や動作によって増減します。

Q3. 原因は何ですか？

A.
胸郭出口症候群の原因は、神経や血管が通る「胸郭出口」が狭くなってしまうことです。主な要因は以下の通りです。

姿勢不良（猫背、巻き肩、ストレートネック）
なで肩による鎖骨の下垂
重い荷物を持つ仕事やスポーツの習慣
筋肉（斜角筋、小胸筋）の過緊張
先天的な骨の形状（頚肋など）

これらが組み合わさることで、神経・血管への圧迫が起こります。

Q4. どうやって診断されるのですか？

A.
医療機関では、以下のような方法で診断を行います。

経験に基づいた徒手検査（エデンテスト、ライトテストなど）
X線やMRIなどの画像検査（頚肋や椎間板ヘルニアとの鑑別）
神経伝導速度検査など

整骨院でも、症状と姿勢を総合的に評価して胸郭出口症候群の疑いを見極め、必要に応じて医療機関との連携も行います。

Q5. 放っておくとどうなりますか？

A.
放置すると、しびれや痛みが慢性化し、日常生活に支障が出ることがあります。特に、握力の低下や手指の細かい動作の不自由、血行障害による冷えや青白さなどが進行することも。早めに対応することで、悪化や手術を避けられる可能性が高まります。

Q6. 整骨院ではどのような施術を受けられますか？

A.
浦安市富士見のSBC東京接骨院では、胸郭出口症候群に対して次のような施術を行っています。

首・肩・鎖骨まわりの筋肉の緊張を緩める手技療法
姿勢の歪みを整える姿勢矯正・猫背矯正
神経圧迫を和らげるハイボルト療法（高電圧治療）
ストレートネックや肩甲骨の動き改善
自宅でできるセルフケア・ストレッチ指導

痛みやしびれを緩和し、再発を防ぐ体の使い方もお伝えしています。

Q7. 手術が必要になることもありますか？

A.
重症化した場合や保存療法で効果が出ない場合に限り、外科的な処置が検討されることがあります。
ただし、多くのケースでは姿勢改善や筋肉の緊張を和らげる施術で症状が緩和されます。日常生活の見直しと合わせて整骨院での早期ケアを行うことで、手術を避けられる可能性が高まります。

Q8. どれくらいの通院が必要ですか？

A.
症状の度合いにもよりますが、最初の1～2か月は週1～2回の施術を受けることが多いです。その後は状態に合わせて間隔をあけて通院し、最終的にはセルフケアで予防できる体づくりを目指します。

Q9. 予防するにはどうすればいいですか？

A.
胸郭出口症候群を予防・再発防止するには、次のような対策が有効です。

正しい姿勢を保ち、首を前に出さない・猫背にならない
肩甲骨を動かすストレッチを習慣化
長時間同じ姿勢をとらず、適度に体を動かす
重いバッグを片側だけで持たない
デスクワーク時の机・椅子の高さを調整

当院では姿勢チェックや正しい体の使い方もアドバイスしています。

Q10. どのような人が胸郭出口症候群になりやすいですか？

A.
以下のような方は、胸郭出口症候群を発症しやすい傾向があります。

長時間のデスクワーク・スマホ使用が多い
姿勢が悪く、猫背やなで肩の自覚がある
首や肩の筋肉がガチガチに硬い
スポーツや仕事で腕や肩を酷使している
手のしびれや冷えを感じている

「なんとなく手がしびれる」「肩こりが慢性化している」という方は、早めのチェックがおすすめです。

浦安市富士見のSBC東京接骨院では、胸郭出口症候群の根本改善を目指し、痛み・しびれに対する施術から、姿勢指導、予防ケアまでトータルで対応しています。お気軽にご相談ください。

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胸郭出口症候群に対する施術｜浦安市SBC東京接骨院　浦安院

丁寧なカウンセリングと適切な検査
浦安市のSBC東京接骨院浦安院では丁寧なカウンセリングと検査を国家資格を所持しているスタッフがします。
カウンセリングシートに書いていただいた情報と胸郭出口が
疑われるような所見がある場合は、ライトテスト、アドソンテスト、エデンテストなどのテストを行い、検査結果と症状の有無を判断します。
検査結果に基づいた優しい施術
胸郭出口症候群の改善には、正しい姿勢の改善が基本であると考えられています。正しい姿勢をとることで圧迫が軽減され症状の緩和が期待できます。
浦安市にありますSBC東京接骨院浦安院ではカウンセリングと検査から、根本原因を探り、個々の患者様にあったソフトで優しい施術を提供します。
姿勢改善と症状をぶり返さない身体づくり
繰り返しの施術を行うことで、正しい姿勢を作り姿勢を制御するインナーマッスルを楽トレという電気トレーニングマシンを使って歪まない身体づくりを目指します。
痛みやしびれで悩んでいる方は、是非浦安市富士見にありますSBC東京接骨院グループにご来院下さい。